夢は膨らむものなんだ!

あかうー

2009年01月16日 20:44

T川港が閉鎖され、釣りに行けずにミニボートに限界を感じながら悶々としていたときに赤兎馬Ⅱと出会い、プレジャーボートフィッシングデビューして1年…。
ハマチ(ツバス)も釣ったし、タチウオもたくさん釣ったし、デカアジもまぁまぁ釣ったし、鯛もちょっと釣りました。(エソも釣った…。)
船長としても釣り師としてもまだまだ未熟ではありますが、ミニボートよりも行動範囲が広がり、釣果も少し上がったように思われます。

ただ、20フィート58馬力は、1人かまぁ2人で釣るには耐えられますが、3人以上では広さとスピードが足りません。
特に、3人乗ると時速20km(11ノット)しかでないので、K島沖でタチウオが釣れないからといって簡単にS本沖にポイント移動するというようなことができません。
なにしろフットワークが重いのです。
次第に、3~4人乗っても快適に釣りができる23フィート級で100馬力ぐらいの船がほしいと思うようになりました。

O崎マリンはヤンマーの特約店なのでヤンマーの船を勧めてくれますが、同じ大きさならヤマハの船外機艇のほうが100万以上安いのです。
ヤンマーディーゼルなら免税経由が使えるのでランニングコストは安くなりますが、とてもイニシャルコストを回収することはできません。
ヤンマーディーゼルは高いのです。
釣りに特化した設計と装備のZarpaシリーズのクローズドキャビンのない23フィート艇ですら、レクサスGS450hが買える値段です。
5年ほど丸々貯金しないと買えんな…。

と、思っていたころ、ヤンマーから安い24フィート艇が発売されるという情報を聞き、新西宮ヨットハーバーで開催されていたフローティングボートショーに行ってみました。
新艇は、「Hunt24」という名前になっていました。

Zarpa23Ⅱと並べて置いてありました。
釣りに徹するのならZarpa23Ⅱのほうが釣りやすいとO崎マリンの社長も言っていましたが、Hunt24のいいところは、乾舷が高くて安心感があることとバース内の広さです。
バースに階段を降りていくような深さがあるので、中腰になることもひざをつくこともなく、頭をちょっと下げれば入っていけます。
そしてなにより、値段がクラウン並みだということです。(それでも十分高い…。)
しかし、そのときは特に買おうという気もなくぼんやりと見ていただけでした。
O崎マリンの会長が展示艇で見積りしてくれるって言ってたけど、完全に忘れられてたみたいです。

しばらくして、ボートセンター二色の浜でHunt24の展示会があるというので、またまた行ってみました。
案内の人は既に何人か見に来られましたよと言っていましたが、客は誰もおらず、見るだけのつもりでしたが試乗することになりました。
93馬力のエンジン搭載でイスもリアドアもついていない試乗艇でした。
イスなしで長時間運転するのは正直、無理です。
あとで聞きましたが、オプションのイスは20万円もするそうです。(ボッタくりやー!)
速度のほうは、かっとびー!とまではいきませんが、なにもつけていないのでまぁまぁのスピード感でした。
リアドアやオーニングやスパンカーをつけたら重くなるのでそれほどスピードはでないと思いますけど。

その足でO崎マリンに寄って、Hunt24見てきたでー!と会長に話すと、赤兎馬Ⅱを下取りにして見積りするでー!と言うので頼んで帰ってきました。
このときもそれほど買う気はなく、見積りだけならタダだしー、と思ってました。

それからまたしばらくして、見積りの内容を説明してくれるというのでO崎マリンに行きました。
赤兎馬Ⅱの下取り分があるせいか、思ったよりも手の届きそうな金額だったので、ちょっと真剣に考えてみようかなと思いました。

中古艇の赤兎馬Ⅱはいつ壊れるかわからない不安があるし、スピードもでないし、往きはよいよい返りは怖いという経験も何度かして、クローズドキャビン付きの24フィートクラスの必要性をひしひしと感じていたので、赤兎馬Ⅱの船検が切れる前に買うことにしました。

Hunt24(EF24AZ) 90馬力 マルチです。
主な艤装は、リアスライドドア 、スパンカー、オーニング、GPS魚探、二箇所操舵などです。

ノーマルの状態でO崎マリンに来るのが1月20日ごろだそうです。
それから艤装を開始するらしいのですが、オーニングは好きなように作ってくれるらしいし、魚探の取り付け位置も自由自在らしいので、いろいろデザインしながら相談しながら完成させていかなければなりません。
進水できるのはいつになるかなー。

とにかく楽しみです。


関連記事